2011年1月6日木曜日

「自分の仕事」を考える3日間

明日から4日間、奈良へ行ってきます

リビングワールド代表/働き方研究家の
西村佳哲(にしむらよしあき)さんが主宰する
というフォーラムへ参加してきます

彼の著書を読んで、ぐらり、と人生の核となる部分が
揺れ動き始めたのを覚えています
電車の中で、カフェで、家のソファで、公園で、待ち合わせ場所で、
少しずつ、詩を読むように、なんども繰り返して味わって。
著書は静かに増え続けていますが、私はまだこの2冊しか読んでいません
歩みを進めながら、体感しながら
大切に読み進めたい

一番重要なことを後回しにし続けている自分
中途半端な立ち位置、
不安定に、終わりなくもがき続けていること、
その周りにいてくれる柔らかな人々のこと、
生きて行く為に大事にしていること、したいこと、
働くこと、生きて行くこと、関わっていくこと・・・
などについて静かに貪欲に考える機会を得ました

西村さんを知ったのは、
友人のウチダゴウ氏の主宰するブックパッカー」でした
ゴーサンはゆっくりと、その空間を居心地の良い場所にして
人と人(だけではない)を繋げていく
間違いなく、私の人生のキーパーソンの中の一人。

詩を書いたり、物語を書いたり、広告を作ったり、
デザインをしたり、学校で授業をしたり、ブックパッカーを主宰したり、
活動は多岐に渡り日々広がっているよう
ただ、型にはまった何かを仕事にしているのではなくて・・・
そこが西村さんとゴーサンの似ているところでもあるのですが、
「必要なことを伝える(伝え合う)」ことを生み出しているのかもしれません
出逢って、場を共有して、同じ時間を生きて。

ブックパッカーは、本を持ち寄って話す、という単純な一期一会の集まり。
まず自分がどんな本を選ぶのか、どんな人たちが集まるのか、
どんな話が繋がって行くのか、いつもワクワク、そしてちょっと緊張、
終わった後には出逢った人々のこと、沢山の本のこと、広がった世界のこと・・・
「会って話す」+「その人の選んだ本」は、もしかしたら最強の組み合わせかも。
2011/1/23には東京でも行なわれるようですよ。


人との繋がりが人生をつくっていきますね
つまずきながら、立ち止まりながら、の真っ最中ですが
ひとつひとつ。

2011年1月5日水曜日

棘を抜く

昔から
棘が刺さったときは
まち針を火で炙ってから棘を抜く
針で抜けないときはピンセットの出番
そして消毒

一度炙ったまち針は
黒くなってしまうからもう使えないけれど
なかなか捨てられない

丸い頭のまち針が好き
針山に針をきれいに並べて刺していた頃
小学校を転校する私に手作りのお守りをくれた友達
「手作り」がこんなにも嬉しいものだと知った
気持ちをかたちにすることの意味を知った
そしてその気持ちは伝わる、暖める、広がる


2011年

2011年
穏やかで気持ちのよい新年を迎えることができました
2ヶ月ぶりの更新となります
本年もどうぞ宜しくお願い致します

朝焼けはどうしてこんなに美しいのでしょう
朝の空気はどうしていつも新しいのでしょう

今年は白梅を母に贈りました
白い花瓶に生けたときから、部屋中が梅の香りに包まれて
芽と蕾と花と、枝ぶりと
うっとりするほど完璧に、各々がその役をこなします

桜の季節はまだ少しさき
ゆっくり冬を味わいたいと思います

皆様のご多幸と健康をお祈りいたします