(drawing:6年前のノートから)
ずっと昔から描いている線画は
抽象的で説明がつかないものが多い
描きたいのは、言葉にならない、何かを感じる、正直なもの
朝の深呼吸のあと、眠りにつく前、電車での移動時間、
カフェで流れる人々の気配と音を感じながら、
道ばたで階段でおおきな樹の下で
手を動かしていると、何かが分かる
それが何かは分からない
人の手は美しい
線と線が重なり合うように
人の手は重なり合う
笑顔と笑顔は生きていくための温度を生み出す
あさがおの葉をそっとさわる
ふかふかした毛並みは肉厚で柔らかい
その豊かさを感じながら
目を閉じて
線を描いてみよう
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