2011年10月22日土曜日

クレヨン画完成ー

クレヨン画(M6サイズ)。
70代ご夫婦お二人でお住まいのお宅へこれから納品。玄関用の絵。

ハガキサイズ

仕事の絵が乾くまでの間、ハガキサイズのうす板に油絵を描いています。
このくらいのサイズだと、気楽に筆を動かすことができますね。
残りの絵の具で描けちゃうし、失敗したら気にせず裏に描いちゃいます。


鉛筆でドローイングもいいけど、
油絵で手を動かすのもいい感じ。

2011年10月15日土曜日

MOUNT ZINE2

世田谷ものづくり学校で行なわれるMOUNT ZINE2に参加します。
7月に3331で開催されたART BOOK FAIR 2011に続き、新作ZINEを作りました。
水の椅子「CHAIR OF WATER/1-3」(各・限定20部)販売します。

日時:2011年10月15日(土)、16日(日)
15日 OPEN:13時 CLOSE:19時
16日 OPEN:11時 CLOSE:18時
オープニングレセプション:15日17時〜

場所:世田谷ものづくり学校(IID)1F マルチプルスペース
〒154-0001 東京都世田谷区池尻 2-4-5
東急田園都市線 池尻大橋駅 徒歩10分

参加費 : 1000円(1ドリンクチケット1枚と500円のZINEチケット1枚に交換)
主催 : FFLLAATT(フラットフラット)、BAMBA BOOKS(バンバブックス)


さらに引き続き、今回のZINEは、横浜トリエンナーレ、新・漁村での販売も行なわれます。
合わせてぜひ、お越しいただければ嬉しいです。

【新・港村ー小さな未来都市ーBankART Life 3】
日程 :10/14(金)~11/6(日) ※休館日10/27(木)
時間 :11:30-19:00 ※金曜は21時まで
場所 :新・港村(新港ピア)※会場の一番奥の左手 PORT ZINEスペース
    〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-5
    横浜みなとみらい線「馬車道駅」6番出口 徒歩10分

2011年10月14日金曜日

秋のRQキャンプ

「秋のRQキャンプ」のチラシをデザインさせていただきました。
10月8〜10日の子どもキャンプの報告はこちら
チャパティーとカレー作り、夜の鬼ごっこ、きのこ狩り、総勢35人のキャンプファイヤー、里芋掘り、芋煮会などもりだくさん!

私は「夏のキャンプ」8/17-21の4泊5日、子どもキャンプのスタッフとして子どもたちと楽しい時間を過ごしてきました。
ほぼ初めてのキャンプ生活。
ドラム缶風呂に入ったのも、火の番も、初対面の子ども達やみんなと連日テントを張って過ごすのも、竹でスプーンを作るのも、初めての経験。
そういえば、灰で食器をきれいにできることを知ったのも、5月にボランティアで訪れたRQ(登米本部)でした。
何もないところから楽しみを見つけ出して、伝え合って、一緒にやってみる。
不便な共同生活は、人間の社会の基本だと感じました。
土が近い生活では、虫や草や畑や川や空や夜や月や太陽や動物や人や、いろんなものが近い。
アスファルトで覆い尽くされた、自分が今、暮らす場所を思い浮かべながら。

今回、チラシを作らせていただいた事で、
小さなことでも「自分のやれること」で出来る関わりかたを考えさせていただく大きなきっかけとなりました。
どんどん変化していくRQ活動。現地の状況・・・。

RQ市民災害救援センターのHPがリニューアルしています。

安曇野スタイル2011

安曇野スタイル2011に参加します。
開催期間 2011年11月3日(祝)~6日(日) 10:00〜16:00

美しい安曇野・松本に暮らす友人たちと、5日間の展示を行ないます。
気持ちのよい秋、どうぞお出かけください。

4人展 -いろ紡ぎ-

●satoe(草木染・服)
●アガタ ミズエ(写真)
●Violette(天然石アクセサリー)
●矢野 まり(絵)

会場:〒399-8501長野県北安曇郡松川村5770−53(清水宅)
TEL : 0261−62−1570

・電車でお越しの方:JR松本駅から大糸線に乗り(約35分)、 北細野駅下車 徒歩約10分
※行き方:駅の出口(1カ所)を降りて、踏切を渡ってすぐ左折、 「きらり歯科」のある道にぶつかるまで直進。住宅地の中をお散歩気分でお越し下さい。
・お車でお越しの方:豊科インターから約20分

2011年10月9日日曜日

レテ油彩画室

今週の土日から、レテ油彩画室が始まりました。
11、12月と、残り4回行われます。
全6回で、2枚の油彩画を描く予定。

講師は、心から敬愛する画家のnakabanさん。
会場は、下北沢にある外国の旅を思わせる雰囲気のお店lete

一日目。事前準備の描きたいイメージ模索。午前中、芋版で手を動かしてみる。

芋版で描いた太陽。野菜を筆代わりにするのは楽しい。

一日目、画室が始まる。nakabanさんの説明の後、各々絵を描く時間。黒の色鉛筆でひたすらドローイング。
気持ちがふわふわ、線もふわふわしてキレがない。けどそれもいい。
何でも描いてみないと分からない、ということが分かる。

二日目の午前中に川沿いの公園で落ち葉拾い。自然の色やかたちは不思議、そして何より美しい。
この子たちは、午後の絵のモチーフに。

版画用の板に、落ち葉を見ながら色鉛筆で描いていく。油絵の具で色鉛筆が溶け出すのが不思議。色も混ざって楽しい。

途中経過。続きは自宅で。
なんか最後までふわふわなまま。
でも、まっさらな画面が2時間でだいぶ進みました。気持ちよく集中した時間。
この絵は部屋に飾ると楽しいかも。
素敵な会場風景を撮影出来なかったので、次回確認してOKであれば、ご紹介したいと思います。

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nakabanさんの作り出す空間はとても居心地のよいものでした。
発するひとつひとつの言葉が、「いま体から生まれて来た」感じ。
とてもとても正直な、つやつやしたものたちなのです。
それを居合わせる人たちが自由に受け止める事ができる緩さもあり。
だから、あの気持ちのいい線が生まれるんだなあ、と納得。

生徒は10人。
自己紹介はなし。
どんなことを求めてきたか、何で知ったか、そもそも普段絵を描く人なのか、などを
シェアすることもなく、淡々と進んでいきます。
話したければ話せばいいし、聞きたければ聞けばいいよ、というスタンスがとても心地いい。
「絵を描きにきた」ことに集中できる。

nakabanさんの沢山の貴重な原画!や、描いてみせる分かりやすい説明、リーズナブルな画材たち。

「絵はすぐに描けるようになる。でも一番大事なのは、何を描くか。
これは初めて絵を描く人でも、ずっと絵を描いている人でも、同じ。大事なこと。」

私自身、油彩画は10年ぶりくらい。
描こうと思っても、
・臭い
・なかなか乾かない
・キャンバスがかさばる
・部屋が汚れる
などハードルは高く...
しかし、nakabanさんの説明により、グッとハードルは下がり、
むしろ進んで描いてみたい!と思える程に。

板に直接絵の具を乗せる、という大胆な描きかたにも慣れて来て。
今後も、無駄なく気持ちよく、油彩を描くことができそう。

参加者の方々も面白そうな人ばかり。
少しずつ、仲良くなれたらいいなぁ。

2011年10月6日木曜日

高尾山へ

快晴の澄み切った青空。
初秋の高尾山へ行ってきました。
頂上まで登るのは実に3年ぶりです。


9月21日(水)に関東を通過した大型台風15号の影響により
6号路は頂上近くで封鎖され、稲荷山コースへ合流するルートになっていました。
ずっと川沿いの道だったため、川を離れるのが名残惜しい...。

心地よい音を奏でながら、たえず動き続ける水。
地下深くからこんこんと湧き出てくる神秘。
小さなアメンボを眺めながら、
水際を掘って池を作ったり、石を眺めたり。

目を閉じて、水の音をきく。
目を開けて、水の音をみる。

ゆっくりゆっくり、
立ち止まって、脇にそれて、川で遊んで、植物を見て。

時間、って何だろう。
普段、「時間」を絶えず気にしていることを思う。
5分早いとか遅いとか。
いま時間がなくて、とか、少し時間あります、とか。
日は昇って、傾いて、地球は自転して。
夜、月を見て、おやすみを言って。

帰路。
だんだん暮れていく、
だんだん暗くなっていく様がとても幻想的で美しくて。
物語の途中のような。
この道はどこへ続いているんだろう。
胸の内側、心がうっとりしているのを感じる。
薄い暗闇に、ぼんやり光る道。
上弦の月、大きさは半分でも光量はとても強い。
生きていくのに、そんなに沢山の明かりは必要ないのかもしれない。
都会の明るさを思った。眩しい程の、光。光。

暗闇を見つめることは、私の思う「本当のこと」に近い。
暗闇を歩くことも、私の思う「本当のこと」に近い。
内側の自分がOKを出す。
沢山のことが矛盾して混乱していても、
少しずつ、「本当のこと」を増やしていきたい。