2011年10月9日日曜日

レテ油彩画室

今週の土日から、レテ油彩画室が始まりました。
11、12月と、残り4回行われます。
全6回で、2枚の油彩画を描く予定。

講師は、心から敬愛する画家のnakabanさん。
会場は、下北沢にある外国の旅を思わせる雰囲気のお店lete

一日目。事前準備の描きたいイメージ模索。午前中、芋版で手を動かしてみる。

芋版で描いた太陽。野菜を筆代わりにするのは楽しい。

一日目、画室が始まる。nakabanさんの説明の後、各々絵を描く時間。黒の色鉛筆でひたすらドローイング。
気持ちがふわふわ、線もふわふわしてキレがない。けどそれもいい。
何でも描いてみないと分からない、ということが分かる。

二日目の午前中に川沿いの公園で落ち葉拾い。自然の色やかたちは不思議、そして何より美しい。
この子たちは、午後の絵のモチーフに。

版画用の板に、落ち葉を見ながら色鉛筆で描いていく。油絵の具で色鉛筆が溶け出すのが不思議。色も混ざって楽しい。

途中経過。続きは自宅で。
なんか最後までふわふわなまま。
でも、まっさらな画面が2時間でだいぶ進みました。気持ちよく集中した時間。
この絵は部屋に飾ると楽しいかも。
素敵な会場風景を撮影出来なかったので、次回確認してOKであれば、ご紹介したいと思います。

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nakabanさんの作り出す空間はとても居心地のよいものでした。
発するひとつひとつの言葉が、「いま体から生まれて来た」感じ。
とてもとても正直な、つやつやしたものたちなのです。
それを居合わせる人たちが自由に受け止める事ができる緩さもあり。
だから、あの気持ちのいい線が生まれるんだなあ、と納得。

生徒は10人。
自己紹介はなし。
どんなことを求めてきたか、何で知ったか、そもそも普段絵を描く人なのか、などを
シェアすることもなく、淡々と進んでいきます。
話したければ話せばいいし、聞きたければ聞けばいいよ、というスタンスがとても心地いい。
「絵を描きにきた」ことに集中できる。

nakabanさんの沢山の貴重な原画!や、描いてみせる分かりやすい説明、リーズナブルな画材たち。

「絵はすぐに描けるようになる。でも一番大事なのは、何を描くか。
これは初めて絵を描く人でも、ずっと絵を描いている人でも、同じ。大事なこと。」

私自身、油彩画は10年ぶりくらい。
描こうと思っても、
・臭い
・なかなか乾かない
・キャンバスがかさばる
・部屋が汚れる
などハードルは高く...
しかし、nakabanさんの説明により、グッとハードルは下がり、
むしろ進んで描いてみたい!と思える程に。

板に直接絵の具を乗せる、という大胆な描きかたにも慣れて来て。
今後も、無駄なく気持ちよく、油彩を描くことができそう。

参加者の方々も面白そうな人ばかり。
少しずつ、仲良くなれたらいいなぁ。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。レテの教室に行ってたりょうけといいます。
    この前ブログをやってるとおっしゃってたので見させてもらいました。
    作品を見せてもらって、ほんとに凄くて、とてもいいものを見せてもらえてうれしかったです!
    教室は面白かったですね。
    私も油絵はほんとに久しぶりで、感覚を忘れていたけど、
    やってみたらとても楽しくてあっという間に時間がすぎました。
    また来月が楽しみですね。ではまた

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  2. 領家さん、こんにちは。
    わ、嬉しいです。
    ブログを見て下さってありがとうございます〜。

    レテ画室は本当に不思議な空間・時間ですよね。
    あの場で皆で油絵が描けることにワクワクします。

    また来月、お会いしましょう〜。
    楽しみにしていまーす^^

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