そばにほんのひとかけら
星の粒がひかっている
気配を放つ
気配をなくす
まばたきをしているかのように
名のない小さなしみ
空の青にとけた
旅をつづける雲
かたちをかえて消えた
音符を箱につめて
手紙をかくよ
気配と祈りは似ている
透きとおったところへ手をのばす
指のさきはなぜ5つに分かれているの
月光の散歩
地球という星の旅人
まばたきをしているうちに
その命は終わりを迎える
残された骨は美しい
そのことが救いだ、と思う
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